定住者ビザとは
定住者とは、「法務大臣が特別な理由を考慮し一定の在留期間を指定して居住を認める者」をいいます。
永住者の在留期間が無制限であるのに対し、定住者は5年、3年、1年、6月など5年を超えない範囲で在留期間を指定され、在留期間内に期間更新が必要です。
日系3世や中国残留邦人など告示で定めるもののほか、法務大臣が個々に外国人の事情を考慮して居住を認めるものがあります。
資格取得の要件
「定住者」は「告示定住」と「告示外定住」の２種類に分類されます。
「告示定住」は8種類あり、主に日系２世、３世や定住者の配偶者等があります。
「告示外定住」は、日本人の配偶者や永住者の配偶者で、配偶者と離婚・死別した外国人などがそれにあたります。
定住者ビザを新たに申請する場合
必要書類は個々のケースによって異なりますが、一般的には下記のようになります。
１ 在留資格認定証明書交付申請書
２ 写真（6カ月以内撮影）4㎝×3㎝
３ 戸籍謄本、婚姻証明書、出生証明書そのた身分関係を証する文書
・両親又は祖父母の戸籍謄本又は除籍謄本
・両親、祖父母、申請人の婚姻証明書
・両親、祖父母、申請人の出生証明書
・両親又は祖父母の死亡証明書
４ 在留中の一切の費用を支弁することができることを証する文書
・申請人が経費を支弁する場合は銀行の残高証明等日本において支払い可能な資産を有することの証明や雇用予定書など
・申請人以外の人が経費を支弁する場合は住民税又は所得税の納税証明書、源泉徴収票、確定申告の写しなど
５ 犯罪履歴証明書
６ 日本に居住する身元保証人の身元保証書
７ その他個別事情に応じて理由書や嘆願書など