在留資格「永住者」
永住者とは
永住者を取った人は、自分の国の国籍(外国籍)のまま、無期限に日本に住んでいいよという許可です。
就労活動に制限がなくなります。もし離婚してもそのまま日本で暮らすことが可能です。
似たものに、帰化がございます。
永住許可申請に必要な4つの条件
①10年以上日本に住み続けていますか?
②素行(日頃の行い)が善良ですか?
➂日常生活を営むことが可能ですか?
④あなたに永住を許可したら、社会的・経済的に日本には利益がありますか?
この4つの質問がイエス!と答えられますか?
そんなあなたは永住許可申請事が出来ますよ!
永住許可と帰化のメリットとデメリット
永住許可のメリット
①在留期間に制限がない
②就労活動に制限がない
③たとえ離婚したとしても日本で暮らせる
④国籍はそのまま
⑤金融関係から融資を受けやすくなる(住宅ローンなど)
帰化のメリット
①日本の名前を持つことができる
②日本戸籍を持つことができる
③日本のパスポートを持つことができ、海外出張や海外旅行の際の海外渡航手続きが楽になる
④選挙権、被選挙権を得ることができる
⑤住宅ローンや自動車ローンなどの融資が組みやすくなる
⑥公務員への就職
⑦年金・保険・教育・福祉など社会保障面で日本人と同等の権利を持つ
⑧土地の所有がしやすい
⑨日本人と結婚した場合、同一の戸籍に入れる
⑩外国人登録、海外渡航時の再入国許可が不必要
⑪犯罪行為などを犯した場合でも、強制退去の対象とならない
⑫就労活動に制限がなくなる
⑬外国人登録の更新や証明書を携帯する義務から解放されます
永住許可のデメリット
選挙権・被選挙権(選挙で立候補する権利)がない
退去強制の適用がある
永住者といえども外国人としての身分は変わらないため、再入国の申請が必要
一部の自治体をのぞき選挙権はない、公務員にはなれない
帰化のデメリット
元の国籍を失う
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